「ウェディングドレスを着て、教会で式を挙げて」という式を希望している人は、信者に紹介してもらったり、数ヶ月から半年ほど通う「結婚講座」を受講することによって、信者でなくても式を挙げることができます。しかし、事前に教会について知っておかなければならないことがいくつかあります。信者にとって教会は祈りをささげる信仰の拠り所であり、結婚式で神に誓いを立てる神聖な場でもあるため、正統派と言われるような古い教会では、信者でなければ挙式を受け入れないところも多くあるからです。講座を受けることによって挙式が可能な場合でも、挙式の希望日程などと考え合わせて、事前に問い合わせされることをお勧めします。なお、ホテルや結婚式場内のチャペルで挙式するのであれば、結婚講座に通う必要はありません。では結婚講座とは具体的にどんなことをするのでしょう。教会ごとに講座内容は異なりますが、多くは1〜2週間に1度教会へ礼拝に通います。その際、神父(牧師)から愛と結婚についてのお話をうかがったり、夫婦のかかわり、対話の大切さ、結婚生活を送るうえでの聖書の言葉を学んだりします。キリスト教の教えを理解するとともに、結婚や愛情そのものの意味を深く考え、結婚に対する心構えを問う意味もあるようです。日本では、こうした結婚講座に当たる「心構え」はありませんでした。昔は母親が嫁入り前の娘に対して、日々の生活の中で意識することなく教え伝えられてきたことだっだからでしょうね。強いて言えば花嫁修業でしょうか。意味が異なりますが、最近の傾向として結婚前に女性がマスターしたい講座というと、企業が主催する花嫁マナー教室やブライダルエステがあるようですね。パートナーと新しい家庭を築く結婚は、喜びとともに社会性や責任、身の回りのことをひとりできる力も必要とされます。いっときの熱情や勢いで結婚を決めてしまわぬよう、こんなはずではなかったと後悔しないよう、冷静にふたりのこれからを考え、準備することは、とても大切なことだと思いますよ。