問題に対して、わが国では、「臨時教育審議会」(昭和59年〜62年)以来、「個性重視の原則」、「生涯学習体系への移行」、「変化(国際化・情報化)への対応」という視点から、教育改革が検討され、いろいろな具体的方策が実施されてきている。しかし、いまだに十分な解決が得られていない現状にある。このような状況のなかで、教育はどうあるべきか、特に、学校の教師は教育現場でどのように教育すべきかを問い、検討してまとめたのが本書である。いうまでもなく、今日の教育問題は、根が深くしかも広範であり、一朝一タに解決され得るような問題ではない。ただ、本書のように、教育の現状や教育現場を踏まえたいわば体験的レポートは、教育に携わっている人々に何らかの形で有意義な手がかりを与えるものと思われる。
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