記憶した内容は直後に復習したところで、また忘れていきます。そこでさっそく2回目の復習です。そのタイミングは、具体的には記憶が6〜7割まで落ちたころです。6〜7割まで記憶が下がってくるのは、覚えてからだいたい1日後です。つまり、2回目の復習タイミングは、覚えた翌日。すると、もう一度ちょっと上がって、再び下降しはじめます。そして、6〜7割のところにきたら、再び復習。これは、一般的には、最初のインプットから3日後くらいになります。そこからまた6〜7割のところにいたったら4回目の復習。……そんな具合に復習をくり返していきます。これを示したのが「忘却における逆S字曲線」です。この曲線の6〜7割の位置が復習ラインとなり、ここにきたら復習することを習慣にしていけばいいのです。復習を重ねるたびに、この復習ラインに落ちてくるまでの期間は短くなっていきます。それは、復習によって、どんどん記憶への定着がよくなるからです。私自身の経験からすると、一般的な復習タイミングはこんな感じです。「直後→1日後→3日後→1週間後→2週間後→1ヵ月後→3ヵ月後→半年後→1年後→3年後→5年後」ただし、これはあくまでも基準です。忘却のスピードには個人差があります。自分独自の忘却曲線は、復習をつづけていくうちに、感覚的にわかってくるようになります。ただ、最初のうちはなかなかつかめないと思います。とりあえず一般的な復習タイミングで取り組むのがいいと思います。