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ゼネコンは建設実績の多いほうが好評

ゼネコンは実際に工事を行なうのが仕事ですから、実績が多くなればなるほど経験が蓄積されていきます。クレームに対する対応力もマンションを建てるほど高まっていき、次第にクレームの発生率は低くなっていきます。すなわち、マンションの建築実績の多さがノウハウの多さであり“ブランドの高さ”と言ってよいのです。実際、実績の多いゼネコンのほうが高い評価を得ています。したがって、ゼネコンのチェックポイントは、(1)創業(過去の実績と経験)、(2)資本金(規模と安全性)、(3)資本系列・主要株主(安定性と信頼性)、(4)取引先(信頼性と実績)、(6)決算内容(安定性)など。とくに、マンション建築の実績に重点を置いて調べるようにします。なおここ数年、不況の中で多くのゼネコンが苦しい企業運営を余儀なくされています。実績が多かった東海興業や多田建設の倒産、また銀行などの支援を受けて事業再建計画を打ち出す企業も少なくおりません。それだけチェックが大事になったということです。この現状を踏まえながらマンションの実績が多いゼネコンをいくつか見てみると、
〈長谷エコーポレーション〉
マンション建設のトップ。民間マンション建設の草分け的企業で、永年にわたる実績とノウハウを持っており、建設費はやや高めであるが、物件の評価は高い。
〈フジタ〉
総合建設業で初めて環境の国際規格(ISO規格)を取得、大阪で傾斜地に免震マンションを建設というように姿勢は前向き。それでも環境は厳しく経営改善に取り組み中。
〈佐藤工業〉
もともと橋梁などに強い会社だったが都市開発にも意欲的に取り組む。常にマンション建設の上位に顔を出す有力企業の位置を占めている。